オリドラ1吉田一、13日紅白戦デビューへ ロッテ戦回避で手の内隠し

[ 2014年2月5日 07:39 ]

軽快にダッシュを繰り返す吉田一

 オリックスのドラフト1位吉田一将投手(24=JR東日本)の実戦初登板が、13日の紅白戦に決定したことが4日、分かった。2イニングの予定で、順調ならば対外試合デビューは22日のオープン戦・中日戦(北谷)か23日で調整中の練習試合になりそうだ。

 吉田一は、オーバーワークになり故障することを避けるため、練習メニューも1軍選手と若干分けられている。そのため、第2クール中に行う9日の紅白戦では登板せず、代わりに打撃投手で備える。

 今季最初のオープン戦となる16日のロッテ戦は、球界史上初の離島でのオープン戦で史上最南端での試合開催でもあり、注目を集めていた。吉田一も「機会があれば投げたい」と話していたが、回避が決定。理由は相手が同一リーグということで隠す意味もあり、吉田一の新人王獲得を後押しするものとなる。キャンプインとなった1日にブルペン入りした際には、自ら修正ポイントを考えて「変化球を多めに投げた」と即戦力投手らしい器用さを披露。22か23日の登板後は、開幕ローテ候補として調整させる方針で、新人王へ向けて13日に第一歩を踏み出す。

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