掛布DC 愛の手料理&ノック てんぷらは「ふわふわ」

[ 2014年2月3日 05:30 ]

阪口(手前)らを相手にノックを打つ掛布DC

 愛のノック&手料理だ。2軍の安芸キャンプ2日目。阪神の掛布雅之GM付育成&打撃コーディネーター(DC=58)がバットを手に姿を現すと、スタンドのファンから歓声が湧いた。北條、一二三、阪口ら若手を相手に、現役時代をほうふつさせるフォームで計108本のノックを放った。

 「(ノックは)いやいやダメだよ。力むよ。ただ北條にしても、阪口にしても楽しい。元気だし、いい目をしている」 

 日曜日ということもありファンサービスの意味を込め、平田2軍監督が急きょ、掛布DCにノッカーを依頼。バットを振りながら、かつてのミスタータイガースは、若き日の自分を思い出していた。「ちょうど、きょう練習した場所で死ぬほどボールを捕った。吉田さん(義男監督)の時は(今の選手より自分の方が)もっとユニホームが汚れていたね」。プロ2年目で初参加した当時の安芸キャンプを振り返りながら、一球一球丁寧にノックを打ち続けた。

 前夜の食事会場では、若手にてんぷらを振る舞った。自ら菜箸を手にとり、具材を油で揚げていったという。エビのてんぷらを4本平らげた北條は「中がふわふわでした」と掛布DCの意外な一面を披露した。小料理屋の実家で育った経験を生かした、愛のこもった手料理だった。

 個別練習の特打では岡崎に47球投げるなど、2日連続で打撃投手も務めた。「パンパンですよ」と右肩を回しながら苦笑いしたが、昨秋の安芸キャンプに続き、球団からは若手野手の育成役を託されている。グラウンドだけでなく、宿舎でも積極的に若手とコミュニケーションを取りながら、掛布DCの指導は続く。

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