マー君 7日にも渡米へ ビザ発給メド、引っ越し準備急ピッチ

[ 2014年2月2日 05:33 ]

田中は自主トレを終えコボスタ宮城から引き揚げる

 楽天からヤンキース移籍が決まった田中が、7日にも渡米する。田中のサポート役を務める前楽天広報部長の佐藤芳記氏(36)は「ビザ発給は間もなくと聞いている。ただ、引っ越しの準備などもあるので早々に行く(渡米)という形にはならないと思う」と説明した上で、渡米準備が整うのは早くても今週末との見通しを示した。

 ヤ軍は民主党の重鎮チャック・シューマー上院議員に田中のビザ発給手続きが早まるように要請。従来の手続きだと米国外の選手はビザ取得まで約1カ月かかり、2月15日のヤ軍のバッテリー組のキャンプインに間に合わない可能性があった。米移民局への働き掛けに成功した同議員は「ワールドシリーズ制覇を願うファンの一人として、これ以上幸せなことはない」とコメント。過去にはドミニカ共和国出身の内野手、ホセ・レイエスのメッツ入団の際に同様の措置が取られたという。

 田中はプロ野球がキャンプインを迎えたこの日、コボスタ宮城の施設内で約2時間の筋力トレーニング。渡米までは「まあ、投げますよ」と捕手役を立たせたままで調整する方向だ。

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2014年2月2日のニュース