バレ 初日は柵越え6本 フルメニュー消化、一塁守った

[ 2014年2月2日 05:30 ]

守備練習で失策した相川(左)に笑顔のバレンティン(右から2人目)と畠山(右)

 ヤクルトのバレンティンが今季から挑戦する一塁でノックを受けた。この日、使用した黄色のファーストミットは昨季途中からひそかに用意していたもの。

 大きな声を出しながら無難にこなし、「できるできないより、成功の秘けつはどれだけ自信を持って臨むか。試合でいけるという自信は持っている」と話した。妻への暴行、監禁の疑いで逮捕されるなどオフの調整遅れが心配され、小川監督も一時は一塁転向に難色を示していたが「キャンプ、オープン戦で判断したい」とこれから見極めていく方針を示した。

 一方、打撃は初日から全開。フリー打撃では39スイング中6本の柵越えを披露し、3000人のファンの視線をクギ付けにした。いずれも右方向への打球で「コンパクトにスイングすることを意識した」と手応え。終始笑顔でフルメニューを消化し「チームメートと初日から体を動かすことができて非常にうれしい」と、心機一転、再スタートを切った。

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2014年2月2日のニュース