伊原西武 フリー打撃なし 「土台をつくる」ランニング中心

[ 2014年2月2日 05:30 ]

練習を見つめる伊原監督

 初日から「伊原色」が全開だった。11年ぶりに復帰した西武・伊原監督は野手にフリー打撃をさせず、ランニング中心のメニューで練習させた。「まだやることもないだろう。珍しくも何ともない。地に足をつけて土台をつくるのがテーマ」。6日の第2クール初日までフリー打撃をメニューに加えない方針だ。

 「時短改革」も敢行した。初日は午前10時から約4時間半で、午後2時半には終了。昨年までの渡辺政権時代にあった午前8時半からのアーリーワーク(早朝練習)は廃止され、夜間練習も「ナンセンス」と話した。グラウンド上でダラダラと待機している選手は誰もいない。効率を上げた伊原監督は「無駄がもの凄く多いので、無駄を省いた。4時間半動きっぱなしだからきついですよ」と満足そうに話した。

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2014年2月2日のニュース