谷繁新監督「スムーズにスタートできた」ルーキー又吉の球も受けた

[ 2014年2月1日 12:21 ]

キャンプインし、ランニングする谷繁新監督(中央)と中日ナイン

 中日の谷繁選手兼任新監督が1日、キャンプ初日を迎え、新生ドラゴンズのスタートを切った。キャッチボールではルーキー捕手の桂(大商大)の相手を務め、ブルペンではこちらも新人の又吉(四国IL・香川)のボールを受けた。桂には「緊張するなよ、と言ったが緊張していた」と初々しさを実感、又吉には「いやらしい出どころ」を高評価した。

 共同取材での第一声は「スムーズにスタートできた」と安どの表情。監督としての変化についても「特にはない」と落ち着いた様子だった。昨年は4位に沈み、体制を一新してのキャンプだが、「力のある人が(試合に)出る。自分も含めてグラウンドで結果を出す人が出るということ」とシンプルながらも力強い口調で、競争を勝ち抜いた選手を起用することを明言した。

 自身も野村克也氏の持つ最多出場試合記録の3017試合にあと117試合と迫っているが「そこが目標じゃない。周りが言うほど本人は意識していない」とし、「体作りは順調」と選手としての準備も整えている。「ファンに“おっ”という思いをしてもらえれば」とV奪回へのチャレンジに意気込みを見せていた。

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