病み上がりの阪神ドラ1岩貞 最後に間に合った 初の投球練習

[ 2014年1月31日 05:30 ]

岩貞は捕手を座らせ力強い投球を披露する

 阪神の岩貞祐太投手(22=横浜商大)が30日、鳴尾浜球場での新人合同自主トレ最終日に、入団後初となる捕手を座らせての投球練習をした。

 「自分の完成度や感覚が分かったのは、キャンプに入っていく上で良かったと思います」

 27球の意味をこう説明したドラフト1位左腕。発熱による体調不良で6日間離脱しただけに、最後に間に合って一安心といったところだろう。

 この日は全てセットポジション。そこから繰り出したカーブ、スライダーの腕の振りに注目が集まった。平田2軍監督が「カーブの腕の振りが良い。直球も力がある」と語れば、受けた小豆畑も「直球と同じように腕が振れる」と絶賛した。31日に安芸入り。「開幕に向けて戦力となる体づくりをしたい」と、思い切りのいい腕の振りで力を示す。

続きを表示

2014年1月31日のニュース