伊原監督 助っ人にひげそり指令「西武は常勝軍団 ヤンキースと同じ」

[ 2014年1月29日 05:30 ]

牧田選手会長(中央)はファンにあいさつ

 西武が6年ぶりのV奪回に向け「足並み」がそろった。28日、埼玉県所沢市で行われた恒例の出陣式にユニホーム姿で臨んだナイン。秋季キャンプの際に「ダブダブのズボンはだらしない。スパイクをきちんと見せること」と規律を順守させる意向を示していた伊原監督から全員に「合格」が与えられた。

 参加した68選手中、岸ら投手陣を中心に13人はズボンの裾を下げていたが、全員きちんとスパイクが見える状態。昨季までスパイクが隠れるほどダボつかせていた中村や浅村ら残りの55人は、ソックスを完全に見せるオールドスタイルだった。これには鬼の指揮官も「身なりをきっちりすると、強い西武が帰ってきたとプレッシャーを与えられる」とご満悦だった。

 さらに、ひげを生やしている新外国人のレイノルズとランサムに対しては「西武は常勝軍団。ヤンキースと同じだ」とキャンプまでにそることを約束させた。

 11年ぶりに西武の監督に復帰した指揮官。07年から4年間、巨人でコーチを務めたこともあり「強いオレンジの血と、西武のブルーの血をミックスさせたら数倍強くなる」と3550人のファンの前で堂々と優勝を宣言した。

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2014年1月29日のニュース