涌井 昨年の倍以上!キャンプで2000球投げ込み宣言

[ 2014年1月27日 05:30 ]

本拠地QVCマリンのマウンドの感触を確かめるロッテ・涌井

 国内FAで西武からロッテに移籍した涌井が、「復肩」に向け、沖縄・石垣島での春季キャンプで計2000球の投げ込みを敢行する。QVCマリンで自主トレを公開し「2000球ぐらいは投げたい」と、昨年の倍以上のノルマを課した。

 ここ数年、先発として結果が出せなかった理由について「キャンプで投げ込みができなかった」と分析した。11年の統一球への変更も影響したといい「肘の張りが強くなって連投できなくなった」。しかし、今では球にも慣れ、肘の不安もなくなった。今季から伊東監督との師弟コンビが復活。プロ1年目のキャンプでは当時、西武の監督だった伊東監督の指示で、第1クールからブルペンに入り「200球投げ込む日を2~3日は入れろと言われていた」と球数も目標値を設定された。昨季は第1クールは遠投のみだったが、今季はブルペンに入る考えだ。

 この日はマウンドの傾斜などを入念にチェック。「石垣島の暖かい気候を利用して、しっかり投げ込みたい」。新たな本拠地のマウンドに立つ姿をイメージしながら、南の島から復活に向けた第一歩を踏み出す。

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2014年1月27日のニュース