マー君 ノムさんと同じ背番号「19」に決定 過去殿堂入り左腕が付けていた

[ 2014年1月25日 08:01 ]

ヤンキースでの背番号が「19}に決まった田中

 ヤンキースは24日、田中将大投手(25)の背番号が「19」に決まったと発表した。

 注目されていた背番号は楽天時代の「18」を黒田が使用しているため、10番台の中から選ばれる見通しだった。くしくも恩師の野村克也元楽天監督が現役、楽天監督時代に付けていた番号と同じになった。

 「19」は昨季までスチュワート捕手がつけていたが、昨年パイレーツにトレードされたため、空き番号に。ヤンキースで過去背番号「19」を付けた選手は42人。中には1950年代から60年代に活躍し、ヤンキース史上最多の通算236勝をマークして野球殿堂入りした左腕ホワイティ・フォードらが付けた、栄光の背番号だ。

 55~62年はボブ・ターリーが使用し、58年にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞。81~90年につけた、通算252セーブの左腕デーブ・リゲッティは83年には無安打無得点試合も達成した。

 野手では、強打の三塁手で現在ホワイトソックス監督のロビン・ベンチュラや、2003年のア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦でサヨナラ本塁打を放ったアーロン・ブーンらが19番を背負った。

 背番号も決まり、明後はメジャー1年目に向け最善のスケジュールを組む。2月上旬にも米国で行われる入団会見に合わせて渡米。その後はそのまま、キャンプ地であるフロリダ州タンパに向かい自主トレに臨むプランを予定している。

続きを表示

2014年1月25日のニュース