池田 27年ぶりセンバツ!水野、畠山氏も「楽しみ」

[ 2014年1月24日 18:55 ]

27年ぶりのセンバツ出場を決め、帽子を投げ上げて大喜びの池田ナイン

 第86回選抜高校野球大会(3月21日から12日間・甲子園)の出場校を決める選考委員会が24日、大阪市の毎日新聞大阪本社で開かれ、27年ぶりに池田(徳島)の出場が決まった。

 「攻めダルマ」と呼ばれた故蔦文也監督の下で74年センバツにわずか11人の部員で出場、準優勝し「さわやかイレブン」「やまびこ打線」旋風を巻き起こした同校。80年代に3度甲子園を制覇したが、92年夏以降の出場はなかったが、今秋の四国大会で準優勝し、久々の夢切符をつかみ取った。

 79年夏の甲子園で準優勝した時の主将で捕手だった岡田康志監督は「今の子どもたちはかつての池田高校の時生まれていない。地元の声援をパワーに変えて思う存分戦いたい」と笑顔。三宅主将も「伝統ある池田高校、四国の代表の名に恥じないよう努力したい」と決意を述べた。

 ▽水野雄仁氏(池田OB)の話 自分たちの勝ち上がってきた野球を貫いてほしい。蔦さんの教え子の岡田監督が引き連れていってくれるので、われわれと同じ気持ちで行ってくれると思う。

 ▽畠山準氏(徳島・池田高OB)の話 甲子園で池田高校のユニホームを見られるのが今から楽しみで仕方がありません。全国の池田ファン、そして(故人の)蔦先生も天国で喜んでくれていると思います。欲を言えば甲子園で校歌を聞きたい。

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2014年1月24日のニュース