マー君契約でFA市場動く ブルワーズは10勝右腕獲得 松坂にも注目

[ 2014年1月24日 09:03 ]

笑顔を見せながら会見する田中

 大リーグでは移籍市場が再び活況を呈してきた。注目の的だった田中将大投手(25)のヤンキース入りが決まったのが最大の原因だ。

 23日にはブルワーズがレンジャーズからフリーエージェント(FA)となっていた右腕ガーザと4年総額5200万ドル(約53億6000万円)で合意したと、FOXスポーツ(電子版)が伝えた。

 30歳のガーザは昨季途中にカブスからレンジャーズに移籍。2チームで計24試合に先発して10勝6敗、防御率3・82の成績を残した。メジャー通算8年では67勝67敗、防御率3・84。

 今オフは田中の動向が市場に大きな影響を及ぼし、FAとなっていた有力な先発投手の去就が決まらなかった。

 ヤンキースは田中と7年総額約161億円の大型契約で合意。獲得合戦に敗れた他球団も田中獲得のために用意していおいた費用をFA選手獲得に回せることができるようになり、まだ所属が決まっていないヒメネス、サンタナメッツからFAとなった松坂らが市場で注目を集めている。

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2014年1月24日のニュース