21世紀枠の小山台 都立初センバツ切符なるか

[ 2014年1月24日 05:30 ]

巨人軍の旧多摩川グラウンドで練習する都小山台ナイン
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 第86回選抜高校野球大会(3月21日から12日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が24日、大阪市内の毎日新聞大阪本社で行われる。一般選考では昨秋の明治神宮大会を制した沖縄尚学や、東北大会優勝の八戸学院光星(青森)などの出場が確実。21世紀枠では、都小山台(東京)が都立勢初のセンバツ出場へ向け、吉報を待つ。

 小山台は昨秋の東京都大会で8強入りし、都立勢初のセンバツ出場を目指すナインは、巨人の旧多摩川グラウンドで約2時間、練習した。06年6月にシンドラー社のエレベーターに挟まれ、野球部員だった市川大輔(ひろすけ)さん(享年16)が亡くなってから8年。21世紀枠の関東地区推薦校として、市川さんの夢でもあった甲子園出場の知らせを待つ。福嶋正信監督は「もし出場できることになったら、もちろん大輔に報告に行きたい」と話した。投球練習などで汗を流したエース伊藤は「楽しみだけど意外と落ち着いている。でもあしたは授業に集中できるかどうか…」と吉報を心待ちにした。

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2014年1月24日のニュース