阪神・白仁田「伊良部流」 股関節動きがスムーズに

[ 2014年1月24日 00:03 ]

 7年目を迎えた阪神・白仁田が「伊良部流」で開幕1軍切符を奪いにかかる。

 清水、田上との高知県安芸市での自主トレを終え、今年初めて鳴尾浜で練習した右腕が、このオフ、下半身周りの骨のゆがみを矯正したことを明かした。骨盤や股関節の動きがスムーズになり「球速や制球力アップにつながる」と笑顔。股関節といえば、剛速球を武器にロッテ、大リーグ、阪神で活躍した故伊良部秀輝氏が、投球の上での重要性を説いていた。昨季プロ1勝を挙げた男が、さらなる飛躍へ“姿勢を正した”形だ。

 「オフに、福岡県内の治療院で週3回ほどの頻度で診てもらった。昨年の夏場くらいから(ゆがみが)気になっていた。詰まって腰が回らないこともあったので」

 効果のほどを試すように、ブルペンで勢いのある球を40球披露した。安芸ではすでに打撃投手も行っており、生まれ変わった白仁田がハイペースで調整している。

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2014年1月24日のニュース