片岡 決めポーズやります!巨人でもムードメーカー宣言

[ 2014年1月23日 06:50 ]

ジャイアンツ球場で初めて練習する片岡(左)を原沢GMが激励

 巨人でも決めポーズを考えます!西武から国内フリーエージェント(FA)で巨人へ移籍した片岡治大内野手(30)が22日、移籍後初めてジャイアンツ球場で自主トレを行い、適時打などを放った際に行うパフォーマンスを考案する意向を明かした。西武では昨季、脇を締める「WIN WIN」ポーズを考案した生粋のムードメーカー。新天地でも決めポーズでチームの一体感を高め、日本一奪回への主役となる。

 パフォーマンスでも新風を吹き込む。移籍後、ジャイアンツ球場に初めて姿を見せた片岡は、新天地でもユニークなプランを温めていた。

 「僕は(塁上、ベンチ前など)どこでも(決めポーズを)やっちゃう。巨人でもなじんだら何か考えます、新ポーズ」

 明るい性格で、西武時代はムードメーカーの役割も担っていた片岡。昨季は開幕直後に、適時打が出た際に塁上で両肘を曲げて脇を2度締め、両手でベンチを指さす「WIN WIN」ポーズを自らが中心となって考案。中村ら、主力を故障で欠くナインの結束を高め、逆転CS進出を決めたチームの象徴となった。

 巨人の決めポーズといえば、原監督のグータッチや、08~11年に所属したラミレスが本塁打を放った際にベンチ前で行う「アイーン」や「ゲッツ」などが有名。しかし、安打や適時打が出た際に全員で行う「団体芸」はなかった。昨季、日本一になった楽天の「BURN!(バーン)」のように選手だけでなく、ファンにも浸透すれば、球場全体が盛り上がる。

 そのためにも、まずはレギュラー確保に全力を注ぐ。ダッシュやティー打撃などで汗を流し、帰り際には同じく新加入の井端と移籍後、初めて対面してあいさつを交わした。原監督は春季キャンプでさまざまな二遊間の組み合わせをテストする意向を示しており「コミュニケーションが取れれば。打撃より守備に自信があるので、守備も100%を目指したい。(二塁と遊撃)どっちでも頑張ります」と意気込んだ。

 この日はロッカールームの場所を石井に尋ねる場面も。「(選手や関係者の)名前がなかなか覚えられない。焦る気持ちもあるけど、極力自分のペースでできるように進めたい」。少しずつチームに溶け込み、プレーだけでなくパフォーマンスでもファンを沸かせる。

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2014年1月23日のニュース