大谷、藤浪、松井裕 初開催の21歳以下W杯で夢トリオ

[ 2014年1月23日 05:31 ]

ネットピッチングする日本ハム・大谷

 夢トリオの結成だ!国際野球連盟(IBAF)が今年11月に台湾で21U(21歳以下)ワールドカップを初開催し、日本はプロ・アマ混成チームで出場することが22日、分かった。2017年の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の中心となる世代。代表入りが濃厚な日本ハム・大谷翔平投手(19)、阪神・藤浪晋太郎投手(19)に加え、楽天のドラフト1位・松井裕樹投手(18=桐光学園)にも招集の可能性があり、「若き侍」が世界で大暴れする。

 次世代を担う若き侍が今秋、台湾に集結する。21Uワールドカップは、IBAFが若手の底上げを目的に新設。WBC、来年3月に日本で第1回大会が開催予定の「プレミア12」に次ぐ国際大会として位置づける。球界関係者は「日本はプロ・アマ混成チームを組んで出場する」と明言し、NPB所属選手にも参加を要請する方針だ。

 出場資格は21歳以下だが、「オーバーエージ」として23歳以下の選手も3人まで同時出場できる。侍ジャパンを頂点に12歳以下のジュニア世代から一貫強化を目指す日本球界にとって、この世代による世界大会は、小久保監督の下で王座奪回を目指す2017年開催予定の第4回WBCに向けた試金石となる。

 中心となるのは、ルーキーイヤーの昨季、1軍で実績を残した日本ハムの大谷と阪神の藤浪だ。ともに高校3年時に18Uワールドカップ(韓国)に日本代表の一員として出場したが、6位という結果に終わった。「世界」のレベルを痛感したからこそ日の丸への思いは強い。大谷は昨年11月に侍ジャパンの強化試合をテレビ観戦し「いつか、自分もそういう選手(日本代表)になれればうれしい」と将来の目標に代表入りを掲げ、藤浪もかつて「国際舞台でプレーする機会があればぜひ投げたい」と話した。

 世界を意識しているのは、楽天の黄金ルーキー・松井裕も同じだ。大谷、藤浪と同じように、昨年の18Uワールドカップ(台湾)に日本代表のエースとして出場。米国との決勝戦に先発したが2―3で惜敗し、頂点にあと一歩で涙をのんだ。「日本人である以上、日本代表は最高のメンバー。目標にしてやっていきたい」と話す左腕。プロ1年目から結果を残せば、代表入りの可能性は膨らむ。しかも、同じ台湾だけに雪辱の舞台となる。

 21U日本代表の監督は未定だが、プロ野球OBから選任する方向で調整中。大谷と藤浪は同じユニホームに袖を通したことがあるが、松井裕を加えたドラフト1位トリオの初合体は魅力的だ。WBCへとつながる21Uワールドカップ。3人の競演は日本球界の未来を輝かせる。

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