19歳・相内 今度は飲酒、喫煙 球団側にも処分検討

[ 2014年1月23日 05:30 ]

6カ月の対外試合禁止処分を受けた西武の相内

 西武は22日、相内誠投手(19)が未成年にもかかわらず、飲酒、喫煙していたことが発覚したために、6カ月の対外試合出場禁止と埼玉県所沢市の球団寮からの夜間外出禁止処分を下したと発表した。

 球団によると、外部から情報が寄せられたため、本人に確認したところ、昨年11月と12月に都内の飲食店で数回、友人らと飲酒、喫煙したことを認めたという。他の選手や球団関係者の同席はなかった。飯田則昭球団専務が緊急会見し、「我々の管理不行き届き。指導が足りず申し訳なく思っている」と陳謝し、管理責任のある球団側の処分も検討するとした。

 相内は千葉国際では甲子園出場はないが、「房総のダルビッシュ」と呼ばれ、12年ドラフトで西武から2位指名を受けた。しかし、同年12月に道交法違反(無免許運転と速度超過)で千葉県警に摘発され、入団が翌年3月にずれこんだ。昨季は2軍で6試合に登板し、0勝3敗で防御率6・30。登録名を昨年11月に「誠」に変更したばかりだった。

 2月1日からの2軍キャンプには同行するが、ユニホームは着用せずに個別練習となる見通し。相内は球団を通じて「自分はいろいろな経緯があって入団しましたが、それにもかかわらず応援をしていただいたファンに申し訳なく思っています」とコメントしている。

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2014年1月23日のニュース