中畑監督が三浦と“和解”頭下げ「ひとつよろしく」

新人合同自主トレを見守る中畑監督（左）と三浦

　ＤｅＮＡの中畑監督が三浦と「和解」を果たした。神奈川・横須賀での新人合同自主トレを初視察した指揮官は、三浦が兼任コーチ就任後、初めて対面。これまで「大輔がいなくてもローテーションを組める」とわざとベテラン右腕の怒りを買うような発言を繰り返し、反骨心をあおってきた。

　ところが、この日は三浦の姿を見つけると、すぐさま握手をし「雪解けだよ」と熱く抱擁。「和解」した２人はさっそく、新人のブルペン投球をそろって視察した。その後「今の若い子は聞きに来ない。気づいたら教えてやって。ひとつよろしくお願いします」と指揮官自ら頭を下げる場面も。一方の三浦は「自分の成績をしっかり残して、なおかつ指導していきたい」とこれまでの指揮官の発言の真意は分かっていた様子。今後はタッグを組んで投手王国を構築する意気込みだ。