中田コワモテ前面に!金髪&小麦色肌で「若い子ビビらせる」

[ 2014年1月19日 05:30 ]

栗山監督(右下)の差し出した肉に鋭い顔で食らいつく中田

 どや、俺が中田や――。日本ハムの中田翔内野手(24)が18日、千葉市の幕張メッセで開催された日本ハムグループ展示会に出席した。金髪に黒のスーツというど派手な姿で登場。ドラフト1位の渡辺諒内野手(18)ら新入団選 手を初対面から圧倒した。2年ぶりのリーグ制覇へ向け、今季はこわもてぶりを前面に押し出して、チームをけん引する。

 サイドを刈り上げた金髪に、小麦色に日焼けした顔。下襟の先が鋭くとがった黒のストライプのスーツで登場した中田は、とても24歳とは思えない風格を漂わせた。

 「新しく若い子も入ってきた。僕も負けないように“ビビらせる”くらいの気持ちでぶつかりたい」

 栗山監督をはじめ、コーチ、選手が全員参加した日本ハムグループの一大イベント。今季から新加入するルーキー8人とは、昨年11月に侍ジャパンが台湾と強化試合を行った際、チームメートだったドラフト3位の岡(明大)を除き、この日が初対面。だが、いきなり不敵な言葉で圧倒的な存在感を見せつけた。

 同1位の渡辺(東海大甲府)は「一番オーラがあったのは、やっぱり中田さん。迫力があった」と圧倒された。昨季の中田は打率・305をマークし、リーグ2位の28本塁打。今や球界を代表する若き主砲の存在感は、巨人時代の清原和博氏をほうふつさせる外見と相まって、他を威圧するほどの凄みを醸し出していた。

 「全てのタイトルを獲りにいく。(新たに取り組んでいる)三塁だろうが、外野だろうがゴールデングラブ賞も獲りたい」。昨季は8月21日の楽天戦(Kスタ宮城)で左手小指付近に死球を受け、シーズン終盤を棒に振ったが、今季はタイトル総取り宣言も飛び出すほど自信にあふれている。

 今月21日からは温暖なハワイへ移動。走り込みと体幹トレーニング中心のメニューで体を仕上げる。そして2月1日から始まる沖縄・名護キャンプには、真っ黒に日焼けした顔で登場する。

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2014年1月19日のニュース