オリ カブ再獲得へ!4年ぶり、退団デホの代役4番に

[ 2014年1月19日 06:17 ]

オリックスが獲得に乗り出しているカブレラ

 オリックスが、2010年まで3年間在籍したアレックス・カブレラ内野手(42)の再獲得に乗り出していることが18日、分かった。退団した李大浩(イ・デホ、ソフトバンク)に代わる4番候補探しが難航。今オフにベネズエラのウインターリーグで現役復帰し同国の本塁打記録を塗り替えるなど打率、打点を含め3冠を獲得した大砲を代役4番とする考えだ。

 新4番獲りが難航しているオリックスが緊急補強へ白羽の矢を立てたのは、西武時代の02年に当時のプロ野球記録となる55本塁打するなど日本球界で357本塁打を放ったカブレラだった。

 年が明けて事態が急変した。新助っ人候補との交渉が進まず、瀬戸山隆三球団本部長は春季キャンプ初日からの合流が難しいとの見通しを示していた。「場合によっては、その可能性もある」と大リーグで開幕ロースター(25人枠)から漏れた選手を狙う案も検討されていたが、4番不在で開幕を迎えることを避けるため、カブレラを水面下で調査していた。

 12年7月にソフトバンクを退団し引退を宣言していたが、今オフに母国ベネズエラのウインターリーグで電撃復帰。同リーグの本塁打記録を33年ぶりに更新するなど打率・391、21本塁打、59打点で同リーグ初の3冠王に輝いた。オリックスはグレッグ・ラロッカ駐米スカウトを中心に情報を集め本格交渉を進める運びとなった。

 最大のメリットは、日本球界に12年在籍し、日本人選手扱いで外国人枠に制限されないことだ。球団側は約3000万円の格安条件を提示する方針で、破談になる可能性もあるというが、本人は日本球界復帰に前向きな姿勢を見せている模様。新助っ人獲得を並行して進めるが、有事に備えるには最適な人材で、今オフ獲得したペーニャと合わせて4番を柔軟に入れ代えることもできる。

 08年に36本塁打し球団史上初のCS進出に貢献したC砲。ローズ、ラロッカと並ぶ打線は当時「ビッグボーイズ打線」と命名された。4年ぶりに古巣復帰し糸井、ペーニャ、T―岡田らと新打線を形成すれば6年ぶりのCS進出も見えてくる。

 ◆アレックス・カブレラ 1971年12月24日、ベネズエラ生まれの42歳。内野手。92年にカブスとマイナー契約。その後、メキシコ、台湾を経て、00年にダイヤモンドバックス移籍。同年オフに西武入団。02年にプロ野球タイ記録(当時)の55本塁打を達成した。08年にオリックス、11年にソフトバンク移籍。12年に退団後はベネズエラに帰郷し、同年12月に引退を表明していた。1メートル85、100キロ。右投げ右打ち。

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