Aロッド 選手会も訴える「権利を守る義務を放棄した」

[ 2014年1月15日 05:30 ]

ヤンキースのロドリゲス

 薬物規定違反で今季全試合の出場停止処分を受けたヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(38)が13日(日本時間14日)、処分破棄を求めて大リーグ機構(MLB)と選手会をニューヨークの連邦地裁に提訴した。

 訴状は、処分を下したMLBだけでなく、選手会も「ロドリゲスの権利を守る義務を放棄し、何も行動を起こさなかった」として訴えた。トニー・クラーク選手会専務理事は「遺憾であり、根拠のない訴えには何のメリットもない」と声明を発表した。ヤ軍はこの日、オリオールズからFAとなった二塁手ロバーツと正式契約を結び、ロバーツがロドリゲスに替わって40人枠に登録される見込みだ。

 通算654本塁打のロドリゲスは、昨年8月に211試合の出場停止処分を科されたが、異議を申し立てて試合に出場。11日に仲裁人によって、ポストシーズンを含む今季全試合の出場停止の裁定が下された。

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