ソフトB・中田 最速ブルペン入り 目標200イニング

[ 2014年1月15日 05:30 ]

グアムで今季初めてブルペン入りしたソフトバンク・中田

 ソフトバンク・中田賢一投手(32)が14日、グアムで自主トレーニングを公開。今年初めてブルペン入りし、22球を投げた。中日からフリーエージェント(FA)移籍した同投手は、新天地での目標に14勝を挙げた2007年以来の2桁勝利と自身初の200イニング投球回を掲げた。

 今年に懸ける意気込みがストレートに伝わってきた。中日時代から続くグアムでの自主トレ。今年初めてブルペンに入った中田は、南国の強い日差しが降り注ぐ屋外マウンドから22球の直球を投げ込んだ。

 「ブルペン入りは今までで一番早いかもしれませんね。スタートとしては、ボールの切れはいい方だった。きょうは傾斜の感覚を楽しむ程度。グアムは体の芯まで温まるので、これからどんどん投げ込んでいきたい」

 年末年始は母校の北九州大で10日間ほど練習。グアムでの自主トレは10日に始め、すでに遠投も80メートルの距離まで伸ばしており、肩、肘の状態は良好だ。

 「投げる試合は全部勝つつもり。しっかりした成績を残したい」

 移籍1年目。強い決意がにじむ。自身7年ぶりとなる2桁勝利を最低目標に掲げると同時に、「200イニングに近づきたい」と投球回にも意欲を見せた。昨季のソフトバンクの完投数はわずかに6試合。規定投球回に到達したのは摂津のみで、中継ぎの負担は大きかった。中田自身、昨季は先発だけでなくリリーフとしても登板した。「終盤の1回を抑える難しさも分かった。1人でも1アウトでも(多く)取って(後ろに)渡したいというのはある」と、その経験を先発として生かしたいという。07年の170回1/3が最多の中田が、エースの摂津とともに大台に近づくほど、チームは優勝の2文字もはっきりと見えてくる。

 長いシーズンに耐えられる下地をつくるための練習メニューも充実している。中日時代のチームメートの雄太、小川、矢地とともに午前9時からランニング、ダッシュ。ブルペン入り後はアップダウンの激しい外周コースを5キロ走り、昼の休憩を挟んで最後はウエートルームでダンベルなどで鍛えた。

 「キャンプ初日から紅白戦、オープン戦とアピールしていきたい」。チームは先発候補としてウルフ、スタンリッジも補強。FA右腕とはいえ、先発を確約されているわけではない。だが、自身に与えられた使命は分かっている。

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