阪神 早大・中村をドラフト上位候補に OB岡田氏級逸材

[ 2014年1月13日 08:07 ]

早大・中村奨吾

 阪神が今秋ドラフトの上位候補として早大・中村奨吾内野手(21)をリストアップしていることが12日、分かった。

 主将も務める中村は1メートル80、75キロの堂々たる体格を誇り、昨秋までの東京六大学リーグ6シーズンで通算打率・308、7本塁打、35打点を記録している右打ちの大型二塁手。同じく早大で主将を務め、パワフルな打撃が持ち味の内野手だった阪神元監督の岡田彰布氏(56)をほうふつさせる逸材に、球団幹部は「(中村は)上位候補になってくる。1年生からリーグ戦に出ていて、実績もある。今後もマークしていく」と明言した。

 阪神は12日に今年1回目のスカウト会議を開催。中村勝広GMが「春のリーグ戦前から見に行くことになる」と見通しを立てるように、上位候補には早大の156キロ右腕、有原航平もいるだけに今年は「早大詣」に重点を置く。

 ◆中村 奨吾(なかむら・しょうご)1992年(平4)5月28日、兵庫県生まれの21歳。みなぎ台小2年から「兵庫三田リトル」で野球を始め、吉川中では「三田ヤング」に所属。天理(奈良)では2年春から4季連続で甲子園出場。早大では1年春からベンチ入りし、2年春から二塁手のレギュラー。2年秋、3年秋にベストナイン。昨夏の日米大学野球選手権では日本代表に選出。1メートル80、75キロ。右投げ右打ち。

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2014年1月13日のニュース