中日1位・鈴木翔に絶賛の嵐「素晴らしい」「天性のもの」

[ 2014年1月13日 05:30 ]

柔らかなフォームでキャッチボールをする中日・鈴木翔太

 中日のドラフト1位・鈴木翔太投手(18=聖隷クリストファー)が早くも大器の片りんを見せた。ナゴヤ球場での新人合同自主トレ2日目の12日、練習を見守っていた関係者をうならせたのが、キャッチボールでの球筋だった。

 「肩、肘の使い方に天性のものがある。投げる時にボールを叩けているよ」。中田スカウト部長が指摘したのは体の使い方のうまさだった。「ボールを叩ける投げ方ができる投手の最たる者がマー君」と、メジャー挑戦する楽天・田中を引き合いに出し、その素質の高さを表現した。視察した佐藤投手コーチも「いいものはいい。キャッチボールを見ただけですけど、素晴らしい」と、右腕への期待の高さをうかがわせた。

 ポテンシャルの高さを見せつけたとはいえ、ルーキーであることは変わらない。「1年でも長くやれるように、まずはケガをしない体作りをしていきたい」と、鈴木翔が言うように土台作りが先決。「2年間鍛えて3年目に2桁勝ってもらわなければ…」と、中田スカウト部長も英才教育での成長を楽しみにしている様子だった。

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2014年1月13日のニュース