オリドラ2東明 菅野に投げ勝ち急成長 プロでも大金星つかむ!

[ 2014年1月12日 08:45 ]

東明はキャッチボールで汗を流す

 京セラドームで行われた昨秋の日本選手権。富士重工は準優勝に終わったものの、オリックスドラフト2位の東明は4試合で2完封を含む3勝をマーク。20回2/3を無失点で抑える快投を披露した。「(プロで)本拠地になるマウンドで結果を残せた」。何かの縁を感じると同時に、プロへの自信もつかんだ。

 1メートル78の細身の体は、ドラフト1位で1メートル91の吉田一と比べると決して目立たない。高校時代は最速130キロがやっとで、初戦敗退が続いた。しかし、大金星が人生を変えた。桐蔭横浜大時代の11年、関東地区大学選手権準決勝。東海大の菅野(巨人)と投げ合い、9回2安打1失点で完投勝利。その年のドラフトは指名漏れしたが、社会人になって安定感は増した。

 最速152キロの直球は社会人屈指の切れ味と言われ、先発、中継ぎどちらも対応できる即戦力投手の評価だ。常に謙虚な姿勢を崩さず、大口は叩かない。その一方で、ここ一番では負けん気の強さを発揮する。「強気な投球が生命線なので、今まで通りにやっていきたい」と言葉に力をこめた。

 同い年には、球界を代表するスラッガーに成長した日本ハムの中田がいる。「高校時代は対戦したこともなかったが、足元にも及ばなかった。凄い選手だな、とテレビで見ていた」。3月28日、開幕戦の相手は日本ハム。高校時代全く無名だった男は、再び世間をあっと言わせる瞬間を待ち望んでいる。

 ◆東明 大貴(とうめい・だいき)1989年(平元)6月15日、岐阜県出身の24歳。富田高では夏の岐阜大会で3年連続の初戦敗退。桐蔭横浜大では2年春に神奈川大学リーグ初優勝に貢献するなど通算30勝。12年に富士重工に入社し、都市対抗野球に出場。13年には日立の補強選手として都市対抗野球に出場し、東アジア大会日本代表にも選出。遠投100メートル、50メートル走6秒9。1メートル78、77キロ。右投げ右打ち。

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