阪神新助っ人ゴメス いきなり出遅れ?中村GM「心配ない」とは言うが…

[ 2013年12月21日 10:25 ]

キャンプ合流が遅れる可能性が出てきた阪神新外国人のゴメス

 阪神の新外国人マウロ・ゴメス内野手(29=前ナショナルズ)が、夫人の出産のため、来年2月1日から始まる沖縄・宜野座キャンプに合流できない可能性があることが20日、分かった。すでに報告を受けている球団側はこれを了承済み。いきなりの出遅れによるシーズンへの影響が懸念される。

 本人にとってハッピーな出来事も、球団からすれば心から喜べないかもしれない。新助っ人のゴメスに、衝撃の事実が発覚した。中村GMは神妙な面持ちで「いずれ担当者から発表しようと思っていたんだけど」と切り出し、こう続けた。

 「第1子の出産が絡んでいるから(予定通り)来ないかもしれない。予定日が2月に引っかかるんだ。国民性があるから、そこは考慮しないと。行ったり来たりするのも大変だから」

 球団はすでに報告を受け、来日延期を了承。仕方がないと言ってしまえばそれまでだが、この出遅れが後々に響かないか心配だ。日本でプレーするのは初めてで、ストライクゾーンや投手の球種の多さに順応するためには1日たりとも無駄にはできない。また、グラウンドで実力を発揮するためには、異国の文化、食生活にも早く慣れる必要がある。夫人の出産を見届けてからキャンプ地の沖縄に入る予定だが、大きくずれ込むことになればゴメス自身の準備にも狂いが生じてくる。

 最近では、昨年にマートンがステファニー夫人の第3子出産のためキャンプインに間に合わず、2月8日に合流した。調整遅れが直接の原因となったかはわからないが、この年は精神的な不安定さが目立ち打率・260、5本塁打と来日後ワーストの成績に終わった。

 来日1年目の10年にシーズン日本記録の214安打を放った優良助っ人でさえ、思わぬ“落とし穴”にはまってしまった。「少々遅れても、まだ十分時間はある。心配はしていない」と、中村GMは余裕を見せたが、数多く見てきた“ダメ助っ人”のように、最悪の事態に陥ることだけは避けたい。

 11月9日のドミニカ・ウインターリーグでは、左越えへ“虎1号”を放つなど調整は順調。キャンプ地・宜野座球場でも、豪快な柵越えを量産し、周囲の不安を吹き飛ばすことができるのか。

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