20年目ドアラにもオレ竜厳冬更改25%減

[ 2013年12月19日 05:30 ]

「選手と同じ25%ダウンでした」と、厳しい評価だったドアラ

 中日の球団マスコットのドアラが、名古屋市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1994年のデビューから20年目で初のダウンとなった。

 中日は落合博満GM主導で行われた「オレ流」更改で、野球協約の減額制限(年俸1億円以上は40%、1億円以下は25%)いっぱいでサインする選手が続出したが、ドアラも厳冬更改。大好物の食パン1キロから750グラムでサインし「みんなと一緒25%」と紙に書き、うなだれた。

 今季は8月に左手中指を骨折。見せ場である試合中のバック転の成功率も5割を下回る不本意なシーズンとなり、来季の目標を「ひねり(を入れたバック転)でバシバシ決めていく」と掲げた。交渉中には落合GMから電話を受け終身契約を約束されたといい「(目標は)100さい。すぐ限界がこないようにしなければ」と意気込んだ。西山和夫球団代表も「ぜひとも“倍返し”してもらいたい」と奮起を期待した。

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2013年12月19日のニュース