マー君「奥さんは僕の気持ちを理解してくれていると…」

[ 2013年12月18日 05:30 ]

大勢の報道陣に囲まれ、会見する楽天・田中

楽天・田中メジャー移籍容認へ

 【楽天・田中と一問一答】

 ――立花社長から慰留の言葉があった。

 「大前提として、いつも言っていただいてますし、残ってほしいと言われていますけど、それを踏まえた上で僕の気持ちは伝えさせていただいた」

 ――田中投手の心は決まっている。

 「そうですね。自分の希望として伝えさせて、いただきました」

 ――今オフ挑戦したいという思いは。

 「将来的に挑戦したいというところは変わらなかったですけど、シーズンが終わって、来シーズンのことを考えた時に、新たなステージで自分の力を出したい、挑戦したいと思いました」

 ――希望を受け入れてくれる感触は。

 「それは分かりません。きょう結論が出たわけではないですし。それは今後もお話をしていくことなので。親身になって話を聞いてもらいましたし、コミュニケーションをこれまで通りとっていければと思います」

 ――時間的なメドは。

 「きょうシステムが決まったことなので、分からない。次、いつ話し合いをするかもまだ話をしていません。納得できるまでというか、お話をしながら」

 ――メジャー挑戦の意味をどう考えているか。

 「まだ決まっていないので。決まってからでいいんじゃないですか」

 ――気持ちを伝えるまで葛藤はあったか。

 「僕がコントロールできるものでもない。(制度が)全て決まってからと思っていた」

 ――チームの初優勝も自身の決断の要因か。

 「そうですね。その一つだと思います」

 ――若いうちに挑戦したいという思いは。

 「それが全てではないですけど…。それも一つかなとは思います」

 ――新制度について。自分で球団を選べるが。

 「システム、制度のことについて、僕がどうこう言える立場ではないと思う。発言は控えさせていただきたい」

 ――最後は球団の判断になる。

 「ポスティング・システムというのは、球団の権利なので、球団から“かけません、残ってくれ”と言われれば、そこで全力を尽くしてプレーするのがプロ。その覚悟はあります」

 ――連覇を目指す楽天とメジャー挑戦の思いで気持ちの揺れは。

 「ないです」

 ――今回の決断は1人で行ったのか。

 「奥さん(まい夫人)は僕の気持ちは理解してくれていると思います」

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2013年12月18日のニュース