藤浪 “開幕投手”浮上 2・22オープン戦VS広島

[ 2013年12月18日 05:30 ]

サイドスローでキャッチボールする阪神・藤浪

 来季2年目を迎える阪神・藤浪が、オープン戦の開幕投手を務める可能性が浮上した。初戦は2月22日の広島戦(沖縄)に決まり、球団関係者が「1年目ほどの制限はなくなる。投げられる状態なら(早期の実戦も)あるだろう」と候補の一人であることを明かした。

 今キャンプは故障を懸念し、首脳陣がスロー調整を厳命。第1クールは捕手を座らせての投球は一度も行わず、実戦デビューは3月2日のオリックスとの練習試合(安芸)だった。しかし、来季は取り巻く状況も違う。先発陣で計算できるのは能見、藤浪、メッセンジャーと今季2桁勝利を挙げた3人だけ。中西投手コーチは「体調を見ながらになるが、中5日も増える」と、エース能見とともに、藤浪をローテーションの中心に据える考えだ。藤浪も調整は「首脳陣にお任せします」と話しており、「2・22」から2年目のスタートを切る準備はできている。

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2013年12月18日のニュース