新ポスティング発効 選手会事務局長は評価、選手出さない指摘も

[ 2013年12月17日 19:10 ]

 楽天の田中将大投手の米大リーグ挑戦に必要な新しいポスティングシステムが17日に発効した。日本球団は米球団から受け取る譲渡金に2千万ドル(約20億6千万円)の上限がついたが、選手には移籍先を選択する可能性が与えられた。受け止め方はさまざまだった。

 日本プロ野球選手会の松原徹事務局長は「複数球団と直接交渉できる制度になったことをうれしく思う」と評価する。田中と同学年の沢村拓一投手(巨人)は「あれだけの成績を残したし、責任を取るのは自分。黙って応援したい」とエールを送った。

 上限額設定に関し、中日の西山和夫球団代表は「入る金額は高いに越したことはないが、折り合いを考えればこの金額でやむなし」と受け止め、オリックスの瀬戸山隆三球団本部長は「楽天からすれば、計算違いのところはあったかもしれない」と述べた。

 広島はエースの前田健太投手が将来のメジャー挑戦希望を表明した。松田元オーナーは「譲渡金は球団経営の一時的な利益にすぎず、上限が2千万ドルならば選手を出さないという判断が増えるだろう」と指摘した。

 ▼日本野球機構選手関係委員会・四藤慶一郎委員長(阪神球団専務)の話 良かったかと言われたら難しいところ。ただ、最大限の努力をした結果、制度が存続したことは良かった。複数球団との交渉も当初はできなかったわけやし。

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