楽天、新移籍制度に反発 上限20億円「納得できない」

[ 2013年12月16日 20:00 ]

 楽天の米田純球団取締役は16日、プロ野球の実行委員会でポスティングシステム(入札制度)に代わる新移籍制度が正式承認されたことについて「これで合意すべきではない」と強い反発を示した。新制度では日本の球団が受け取る金額の上限が2000万ドル(約20億6000万円)に制限される。

 実行委での協議でも「球団として到底納得できない条件。継続審議にすべきだ」と主張したが、12球団による多数決で承認された。楽天は新制度が発効後に、立花陽三球団社長が、米大リーグ挑戦の希望を持つ楽天の田中将大投手の意思を確認してから、対応を議論するとしている。

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2013年12月16日のニュース