阪神・秋山“同い年”にライバル心「遼君、松山君にネイマールも」

[ 2013年12月16日 11:04 ]

「キャッチボールクラシック」で中学生に敗れ、罰ゲームで佐野氏(右から2人目)の決め技・ピッカリ投法を披露する秋山(その左)

 阪神の秋山拓巳投手(22)が15日、徳島県阿南市で行われた選手会イベント「野球のまち阿南でキャッチボールをしよう」に参加。世界で戦うアスリートの顔ぶれには、同い年が多いだけに、それに肩を並べるべく来季の活躍を誓った。

 男子ゴルフの石川遼、松山英樹、サッカー・ブラジル代表のネイマール。「スター性のある選手が野球界に限らず(同い年には)多い。肩を並べられるようにしたい」

 今季ゴールデングラブ賞を獲得したソフトバンク・今宮、広島・堂林、今村と野球界も逸材が揃っている。中でも、対戦を熱望するのが西武・菊池だ。今季は先発に定着し9勝をマークした左腕とは高校時代から連絡を取り合う仲で、伸び悩んでいる秋山にとっては同学年で最もライバル視する投手だ。

 プロ入り4年目を終えた秋山は交流戦登板経験がない。「(菊池とは)投げ合ったことはない。交流戦に合わせるんじゃないですけど、開幕からしっかり結果を出すためにやっていきたい」。直接対決を見据え、まずは開幕ローテーション入りを目指す。

 「(石川)遼君、松山君にネイマールもなんですよ。ネイマールが(同い年だったのが)今年一番の衝撃でしたね」

 日本ツアー史上初となるルーキーイヤーで賞金王に輝いた松山。来年開催されるブラジルW杯の得点王候補に挙がるネイマールも究極の目標となる。

 “秋山世代”と呼ばれるためにも、来季の活躍は絶対条件だ。

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2013年12月16日のニュース