中田 本塁打王秘策は死球練習「当たる練習もしないと」

[ 2013年12月16日 05:30 ]

記念撮影で子供にいたずらされる中田。左は森福

 来季の日本ハム・中田は、当たっても砕けない。福岡県福津市内で東日本大震災のチャリティー野球教室に参加した日本ハムの4番は、本塁打のタイトル奪取への秘策として「死球練習」を挙げた。

 今季は8月21日の楽天戦(Kスタ宮城)で美馬から左手に死球を受けて小指を骨折。1カ月以上の長期離脱を強いられ、最終的には同僚・アブレイユに3本差の28本で初のキングの座を逃した。徹底した内角攻めを受けるのは強打者の証だが「俺は当たり方、避け方が下手。大ケガを軽いケガにするのもプロ技やからね」と話す。今季は、4番の離脱がそのままチーム成績に直結することも痛感した。

 チームにはいい手本がいる。中田の師匠でもある稲葉は年間2桁以上の死球を受けるなどしながら長期離脱はなく、これまでも中田に死球の避け方の練習の必要性を訴えていた。「(死球を)当たる練習もしないといけないね。稲葉さんは避け方もうまいし少しでも教えてもらいたい。付き合ってもらう」と中田。来季は当てられても壊れない「うまさ」を身につける。

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