元プロ石毛氏、野村氏ら125人に修了証 学生野球の資格回復研修

[ 2013年12月14日 19:44 ]

 プロ野球経験者が高校、大学で指導する資格を短期間で回復できるようになった新研修制度で、アマチュア側の日本学生野球協会による第1回研修会は14日、東京都内で2日間の日程を終え、西武などで活躍した石毛宏典氏、元横浜(現DeNA)の野村弘樹氏ら125人に修了証が授与された。

 2日目の約6時間の研修では、学生野球が教育の一環であることが強調され、指導法や選手との接し方の講義に時間が割かれた。危険防止に関するアマチュア内規の説明もあった。石毛氏は「ただの野球屋ではなく、技術と同時に実社会の経験についても伝えていきたい」と意欲を語り、野村氏は「とても勉強になった。選手と会話していくことが大事だと感じた」と感想を話した。

 2年以上の教諭歴が必要だった従来に比べ、短期間で資格が戻る。研修会は21、22日に大阪市でも開かれる。学生野球協会の適性審査を経て、来年1月20日の資格審査委員会で認定される。

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