小池「あの試合で未練なくなった」コーチとして「執念感じる打者育てたい」

[ 2013年12月12日 05:56 ]

 11月5日から奄美大島で行われたDeNAの秋季キャンプ。「おいおい、へばるのが早いよ!」と笑顔で次々に球をトスする小池打撃コーチの姿があった。

 150球を超える連続ティー。両腕のしびれで次々倒れ込む選手に話しかけながら、球を拾い集めていた。「コーチになって正直まだ慣れない。でも練習がつらいのは当たり前だし、楽しくやろうと。一人でも多くの選手に活躍してほしいから」

 05年に20本塁打、リーグトップの37犠打。長打と小技を兼ね備えた縁の下の力持ちだった。10月8日の引退試合・阪神戦(横浜)では派手な2発で締めくくり、「(横浜高で同級生の)後藤の方が泣いていたよね。でもあの試合で未練は完全になくなった」と振り返る。

 指導者のお手本がいる。横浜時代に指導を受けた楽天の田代富雄1軍打撃コーチだ。「田代さんは長所を褒めて伸ばすことが徹底していた。自分もそこは大事にしたい」と強調する。

 中日で2度リーグ優勝の経験も大きな糧だ。「強いチームは無駄な打席がない。打席への執念を感じる打者を育てたい」。現役時代は横浜でリーグ優勝を味わえなかったが、その夢はコーチになっても追い続ける。

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