楽天社長 マー君20億円は「少し低い」 週明けにも移籍の意思確認

[ 2013年12月11日 11:22 ]

楽天の田中投手について報道陣に話す立花陽三球団社長

 楽天の立花陽三球団社長は10日、米フロリダ州レークブエナビスタで行われている大リーグのウインターミーティングで、メジャー移籍の可能性がある田中将大投手(25)について、週明けにも田中の意思確認をすると述べた。

 立花社長は「(意思確認は)来週になると思う。まず田中の希望を聞くが、来年も残ってほしいという話はする」とした。

 そのうえで従来のポスティング・システム(入札制度)に代わる新移籍制度の入札金の上限が2000万ドル(約20億6000万円)となった点については「評価としては金額が少し低いのではないかという意見もある」と強調。ただ、制度は受け入れる方針で「(大リーグに)行かせないというのではない」と話した。

 また、三木谷浩史オーナーが田中の移籍を認めないと一部の米メディアが伝えたことには「オーナーと私で決めるのではなくて、会社として決めなければいけない」と説明した。

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