野球、ソフト復帰へ会談 IOC副会長に理解求める

[ 2013年12月10日 09:02 ]

 五輪実施競技復帰を目指して設立した世界野球ソフトボール連盟(WBSC)のポーター共同会長は9日、スイスのローザンヌで2020年東京五輪の調整委員長を務める国際オリンピック委員会(IOC)のコーツ副会長と会談し、協力へ理解を求めたことを明らかにした。

 ポーター共同会長は「日本で野球とソフトの人気は高く、若者の夢を考えても無視できない。上限28競技にこだわらず、30競技にして種目を減らす選択肢も出てくるだろう」と述べた。会談にはアジア・オリンピック評議会(OCA)のアハマド会長も同席したという。

 IOCのバッハ会長は柔軟な姿勢を示しており、10日の理事会翌日からは「五輪アジェンダ2020」と名付けた検討会で意見を募り、五輪の実施競技選定や招致手順などの幅広い分野で改革に着手する。

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2013年12月10日のニュース