阪神ドラ1岩貞 背番号「17」のジンクス破る!

[ 2013年12月10日 05:30 ]

和田監督(中央)を中心にガッツポーズで活躍を誓う(手前右から時計回りで)岩貞、横田、梅野、岩崎、山本、陽川

 阪神の新入団発表会見が9日、大阪市内のホテルで行われ今秋のドラフト会議で指名された6選手がプロとしての第一歩を踏み出した。ドラフト1位の岩貞祐太投手(22=横浜商大)の背番号は05年に在籍したブラウンが勝ち星を挙げて以来、8年間も未勝利となっている「17」に決まった。即戦力としてローテーション入りが期待される左腕は、来季の開幕カードとなる巨人戦に先発し“負の歴史”に終止符を打つことを誓った。

 新たな歴史を切り開いて見せる。岩貞が“負の背番号”に、自ら終止符を打つことを宣言した。

 「ジンクスじゃないですけど、自分は自分でしっかりやっていこうと思うので、番号に対するプレッシャーは今は感じていない」

 門出の日に発表された背番号「17」。いきなり、即戦力左腕の真価が問われることになった。17番は05年に助っ人右腕のブラウンが勝ち星を挙げて以来、8年間未勝利に終わっている。その間、金村大裕、杉山直久、伊藤和雄が壁を破れなかった。だからこそ、左腕の言葉は頼もしく映った。

 「やっぱり形として残る(プロ)1勝は早くしたい気持ちは強い」

 和田監督も「(歴史を)塗り替えてほしい」と期待の言葉を口にした。

 その“歴史的一日”となる可能性があるのが、来季の開幕カード。3月28日からの巨人3連戦(東京ドーム)だ。現状、来季のローテーション入りが確実なのは能見、メッセンジャー、藤浪だけ。残り3枠を岩田、榎田、秋山、岩本らが争う形となるが、即戦力として期待される岩貞も有力候補の一人であることは間違いない。

 近年では05年の能見、07年の小嶋、13年の藤浪が1年目で開幕カードに先発している。巨人は能見、榎田と左腕を苦手としているだけに、キャンプ、オープン戦のアピール次第でG戦抜てきの可能性は十分にある。

 「伝統の一戦と言われる巨人、阪神戦がいきなり開幕戦からあるということで、より一層、開幕1軍ということに強い気持ちを持った」

 会見で対戦したい打者に挙げた高橋由とも初先発のマウンドでいきなり激突する可能性もある。「そこ(開幕カード)で投げられれば、実現する可能性もある。そこを楽しみにやっていきたい」と表情を引き締めた。

 昨年のドラフト1位・藤浪は1年目に10勝をマーク。同じ1位として比べられることにも、「比較されるケースが多いが、昨年の1位がそこまでできたなら今年も、という期待を寄せていただく分には、自分も全力で頑張るのでプレッシャーはない」と表情を変えることなく言い切った。

 「一歩一歩というのは自分の中であるんですけど、最終的にタイガースの17番といえば、自分の名前が出るぐらい活躍するのが最終的なビジョン」

 「17の新伝説」を岩貞がつくる。

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