金子がチーム初の保留「いろいろ提案されたので考える」

[ 2013年12月10日 05:30 ]

サインを保留し、会見する金子

 オリックスのエース・金子千尋投手(30)が、神戸市内で契約更改交渉に臨み、保留した。保留者はチーム第1号。順調にいけば、来季国内フリーエージェント(FA)権を取得するだけに注目を集めていたが、結論は出さなかった。

 約1時間20分の交渉を終えた金子は、交渉内容については「決まってからお話しします」と詳細を明かさなかったが、「考えるための保留になりました。球団からはいろいろ提案されたので考えたい」と言及。球団は単年や複数年契約など様々なパターンを用意して交渉にあたったもようで、交渉役の横田球団本部長補佐は「長くうちでやってほしい、という思いは伝えている。そういう(チームでナンバー1の)評価はしている」と、金子の心に訴えた。

 今季は実戦登板なしのぶっつけ本番で開幕投手を務めながらも、先発として1度もローテーションを乱すことなく、15勝8敗、防御率2・01と抜群の成績を残した。自身初となる奪三振王のタイトルも獲得。チームの大黒柱だけに、来季オフに迎えるFA交渉で流出が決まれば一大事となる。

 金子はFA権について「まだ取れていないものなので考えていない」と態度を明確にしていないが、もしFA宣言すれば、来オフ一番の目玉選手となるだけに、球団としては今オフに何としても複数年契約で「残留」を宣言させたい思惑だ。

 次回交渉日時は未定で、金子は「ぼくも自分だけの意見では言えないので、すべて含めて考えたい」と熟考を示唆。返答内容次第ではオリックス残留が決定するだけに、再び注目が集まりそうだ。

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