西武ドラ1森が人命救助 線路転落の男性を同級生と

[ 2013年12月10日 05:30 ]

線路に転落した男性を救助し、JR西日本から感謝状を贈られた大阪桐蔭の森友哉(右)と久米健夫

 西武からドラフト1位指名を受け、入団が決まった大阪桐蔭の森友哉捕手(18)が11月、大阪市浪速区のJR新今宮駅で、線路に転落した男性をチームメートと協力して救助していたことが分かった。JR西日本は9日午後、感謝状を贈呈した。森は「体が反応して、助けられて良かった。2人の息がぴったり合いました」と笑顔で話した。

 JR西日本と大阪桐蔭によると、森は11月16日朝、久米健夫捕手(18)と通学中、白いつえを持った目が不自由な70代くらいの男性が新今宮駅のホームから転落する現場に遭遇した。2人が線路に下りて男性を担ぎ上げた。

 利用客から連絡を受けた駅員が現場に到着した際、男性は既に助け出されており病院に運ばれたが軽傷だった。森らはそのまま登校したが、駅員が大阪桐蔭高野球部のかばんを目撃していたため学校に連絡し、2人に感謝状を贈ることを決めた。

 将来を嘱望される大物捕手らしい瞬時の好判断。西武・鈴木葉留彦球団本部長は「人として当たり前を当たり前にできたのは素晴らしいこと。技術力の前に人間性ありきですから。(12日に行われる)新入団会見でこっちへ来たら、“よくやったね”と言ってあげたい」。大阪桐蔭OBで主砲の中村も「そうやって、良いことで名前が出ることは素晴らしいこと」と後輩を称えていた。

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