原監督「星一徹流」?宮国 突き放し成長期待

[ 2013年12月8日 07:23 ]

 巨人・原監督が、「星一徹流」で宮国を一本立ちさせる。沖縄セルラーで行われた「ファンケル キッズベースボール チャレンジ 2013in那覇市」にゲスト参加した指揮官は、気温22度の気候も手伝ってか、沖縄出身の4年目右腕への期待が口をついた。

 「自分ではい上がり、登っていく。親離れした獅子という状況で見る」

 漫画「巨人の星」では星一徹が「獅子は我が子を千尋の谷へ突き落とす」という信念で飛雄馬を指導したが、原監督も獅子の親子にたとえ、あえて宮国を突き放す考えだ。今季は開幕投手を務めながら不振で2軍落ちするなど6勝7敗に終わった。

 今オフはFAで大竹を獲得し、さらに韓国SKで最多勝を獲得した左腕クリス・セドン(30)も調査中。沢村も先発復帰の方針で、先発枠の争いは激化するだけに「これまでは大事に育てられてきた選手。14年は横一線のスタートに立つ元年。大人として見ていく」と言った。長期的に見れば、宮国の一本立ちは投手王国構築の絶対条件。「うちの若大将の一人。僕は楽しみにしている」と期待を込め、沖縄の青空を見上げた。

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2013年12月8日のニュース