小川 地元・田原市で野球教室 ジンクス打破して“ライアン杯”

[ 2013年12月8日 05:30 ]

 2年目のジンクスを打破して「ライアン杯」開催だ。今季16勝を挙げて最多勝と新人王を獲得したヤクルト・小川が、地元の愛知県田原市で行われた野球教室に女房役の中村とともに参加。今年8月に発足した後援会の鈴木秀和会長は「来季も活躍したらライアンの名前をつけた大会を開催したい」と明かした。

 渥美半島の先端に位置する田原市の少年野球チームは12。この日集まった全チームの約200人を指導した小川も「まずは自分が頑張らないといけないですけど、大会ができて地元が盛り上がればうれしい」と前向きに話した。

 小川自身も赤羽根クラブに所属した小学4年時に元中日監督の山田久志氏と中日・朝倉が開催した野球教室に参加。「山田さんが“朝倉よりいいボール投げるよ”と言ってくれた。こういう記憶は凄く覚えている」と地元に恩返ししたい気持ちはさらに強まった。

 また、来季中村とのバッテリーで1勝するごとにボール6ダースを寄付することも公約。「田原市全体の野球レベルが上がればうれしい」と願う小川が、第二のライアン育成にも力を注いでいく。

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2013年12月8日のニュース