巨人選手会が復興イベント 岩沼市で内海、坂本ら小学生と交流 

[ 2013年12月7日 17:47 ]

交流イベントで子どもたちと記念写真に納まる(後列左から)坂本勇人内野手、亀井善行外野手、内海哲也投手=7日、宮城県岩沼市の岩沼市総合体育館

 プロ野球巨人の選手会は7日、宮城県岩沼市の岩沼市総合体育館で「ジャイアンツスポーツフェスタ」を開催し、内海哲也投手や坂本勇人内野手ら6選手が、東日本大震災で被災した宮城、福島、岩手の3県の小学生約270人と交流した。

 6選手は子どもたちと一緒に綱引きやリレーなどを行い、最後には抽選でサイン色紙などをプレゼントした。約3時間の交流を楽しみ、昨年に続いての参加となった内海投手は「笑顔を見られて良かった。ちょっとでも元気や勇気、希望を与えられたら」と話した。

 2年連続日本一を目指した日本シリーズで、仙台を本拠地とする楽天に敗れた。坂本内野手は「子どもが楽天ファンから巨人ファンになると言っていた」とうれしそうな表情を見せた。巨人選手会は震災後毎年、被災地でイベントを開く。「ちょっとでも喜んでもらえるように、毎年、オフシーズンに続けていきたい」と活動継続を誓った。

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2013年12月7日のニュース