阪神 京大と来年3月交流戦計画 ドラフト候補田中もチェック

[ 2013年12月7日 07:34 ]

京大の田中

 超秀才右腕を生チェックする。阪神が来年3月に京都大との交流戦を計画していることが6日、分かった。国立大とプロの対戦は今年8月18日に行われた巨人―東大戦以来となる。京大には来秋ドラフト候補にリストアップする最速148キロ右腕・田中英祐投手(3年)が在籍する。

 「決定すれば、見に行くことになると思います」。球団首脳も興味しんしん。1メートル79、72キロと細身ながら、思い切りいい腕の振りから最速148キロを投げる本格派。2年春の関学大戦では初勝利を完封で飾ってチームの連敗記録を60で止め、今秋の立命大戦では延長21回、計237球を1人で投げ抜いて無失点の離れ業もやってのけた。

 別の球団首脳も「良い投手。リストに入っている」と話すように下級生からマーク。工学部に現役合格し、工業化学専攻と話題性も申し分ない。

 力量を図る好機だ。阪神も11年に近大・中後(ロッテ)、12年に大院大・金田(阪神)らと対戦してきた。その法則に従えば…。超秀才右腕の実力を「テスト」する絶好の機会になりそうだ。

続きを表示

2013年12月7日のニュース