マー君獲得「20億円なら出せる」一騎打ちから20球団前後の争奪戦へ

[ 2013年12月6日 11:17 ]

メジャーが熱視線を送る楽天・田中

 楽天の田中将大投手(25)が、早ければ8日に立花陽三球団社長(42)と会談を行うことが5日、分かった。難航していた新ポスティング・システム(入札制度)の日米交渉が基本合意したことを受け、大リーグ移籍の希望を伝えるとみられる。

 入札額の上限が2000万ドル(約20億4000万円)に設定されたことで、米各球団の目の色は変わっている。大リーグ関係者は「この額なら、出せる球団は確実に増える。ほとんどの球団が再検討するだろう」と予想した。来季から各球団に分配される全米テレビ中継の放映権料の分け前が、2500万ドル(約25億5000万円)から倍増の5000万ドル(約51億円)に増額するなど、資金に余裕のある球団は少なくない。

 一時はヤンキース対ドジャースの一騎打ちムードとみられたが、田中を早くから徹底調査していたオリオールズ、先発の柱がコービンのみのダイヤモンドバックスが参戦を検討。以前から日本人投手獲得を熱望していたブルージェイズも名乗りをあげる。既に来季の戦力を確保したり、契約内容の交渉で明らかに勝ち目のない球団などを除く20球団前後による争奪戦が見込まれている。

 この競争こそ、田中の契約を押し上げることになり、ある大リーグのスカウトは「(旧制度で移籍した)松坂やダルビッシュと違う、通常のFA交渉と同じ交渉になるだろう。年平均で2000万ドルの争いになる」と指摘。松坂、ダルビッシュと同じ6年契約なら、年平均2000万ドルで、総額は1億2000万ドル(約122億4000万円)の日本人最高契約に達する。早ければ週明けにも新制度が成立となり、資金力あるドジャース、ヤンキースなどによる壮絶な条件つり上げは必至。田中をめぐる狂騒曲がいよいよ幕を開ける。

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