選手会 新ポスティング制度受け入れ表明「結果的にいい形」

[ 2013年12月6日 05:30 ]

総会を終え会見する(左から)内海、嶋、倉、東出

 労組・日本プロ野球選手会の定期大会が5日、大阪市内で行われ、嶋基宏会長(28=楽天)がポスティング・システムの新制度を受け入れることを表明した。複数球団との交渉が可能になった点を評価した。

 「破談するとか、(世論に)叩かれたりしましたが、結果的にいい形になった」。入札金20億円の上限は、日本球団にとってメリットは少ない。それでも嶋会長は受け入れた12球団と、粘り強い協議を続けた交渉担当者に感謝した。

 同僚・田中への思いも明かした。「楽天の選手に直接関わることだったので難しかった」。11月15日、大リーグ側が合意寸前だった新制度案を取り下げ「時間がかかりすぎた」と発言。複数球団との交渉権などを求める日本の選手会の承認が遅れたことで、資金力で差のある米球団同士の対立を招いた。グラウンドで愛妻役の嶋会長が田中の夢に「待った」をかける形に。だが「田中だけではなく、後に続く選手のため」と主張を続けた。

 新制度が選手有利になることから、12球団に求めていた海外FA権の期間短縮協議の要求は封印する。新制度の合意を田中に伝えたかと聞かれた嶋会長は「もう知っているでしょう。彼が一番気にしている」と話した。

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