斎藤佑 初の年俸ダウンで大谷に抜かれた「1年間、機能しなかった」

[ 2013年12月3日 12:18 ]

契約更改を終えた日本ハム・斎藤

 日本ハムの斎藤佑樹投手(25)が3日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨んだ。

 今季の年俸3500万円から入団3年目で初の減俸は必至とみられていたが、700万円ダウンの2800万円でサイン。本人は「金額?球団の方に聞いてください」として、多くを語らなかった。この日契約更改した大谷が倍増の3000万円となり、年俸で抜かれた形となった。

 来季については「1年間機能しなかった。すごく悔しい思いもした。ただ、悔しい気持ちの中にも得られたものは大きい。ファンの前でプレーしてのプロ野球選手。ことし1年があったからこそ、野球が長くできたという1年にしたい」と復活を誓った。

 今季は右肩痛に泣かされ、1軍登板は1試合のみで未勝利。契約更改を前に「1年間、丸々機能しなかったのは初めて。僕も勉強しながら話を聞きたいです」と話していた。

 斎藤は年俸1500万円で入団。1年目6勝で倍増の3000万円となると、2年目も5勝で500万円アップしていた。(金額は推定)

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