大リーグ選手会専務理事のウェイナー氏 脳腫瘍で死去 51歳

[ 2013年11月23日 05:30 ]

死去した大リーグ選手会のウェイナー専務理事

 大リーグ選手会のマイケル・ウェイナー専務理事が、脳腫瘍のため21日にニュージャージー州の自宅で亡くなった。51歳だった。

 09年12月に専務理事に就任した弁護士のウェイナー氏は、昨年8月に脳腫瘍の治療中であることを公表。右半身がまひし、車椅子での生活を強いられながらも薬物問題などに精力的に取り組み、選手会のために尽力した。現在、日米間で協議されている入札制度の新制度策定では、大リーグ機構との交渉相手を務めていた。大リーグのバド・セリグ・コミッショナーは「彼のおかげで今の球界がある。心から感謝したい。特に最後の1年間の勇姿は、多くの人の心を動かした」と声明を出した。

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