呉昇桓は大阪好き? 阪神、獲得切り札は「市内に住居用意」

[ 2013年11月22日 09:17 ]

阪神が獲得を狙う韓国サムスンの守護神・呉昇桓

 阪神が来季のクローザーとして獲得を目指している韓国・サムスンの呉昇桓投手(31)に対し、大阪市内に住居の用意を検討していることが21日、分かった。呉昇桓本人が、コリアタウンもある同市内での生活に興味を持っているとの情報もあり、異国の地で最大の力を発揮してもらうべく、環境面でも万全のサポートを施す構えだ。

 来季のV奪回の命運を握る男だけに、万全を尽くす。前日20日には日韓コミッショナーを通じ、阪神が身分照会を行っていたことが判明。近日中に中村勝広ゼネラルマネジャー(GM=64)らが渡韓して本格交渉すると見られるが、条件提示の切り札に「大阪市内での居住」というVIP待遇も用意されているもようだ。

 球団関係者が韓国球界に精通する関係者から、呉昇桓が大阪の街に興味を持っているという情報を既に入手。「プライベートでも何度か来たことがあるようだ。(入団が決まれば住む場所は)選んでもらえればいい」と先の球団関係者は話す。通常、阪神の外国人選手は神戸市内のマンションで暮らすが柔軟に対応する構えでいる。

 新守護神候補の“大阪好き”を裏付けるように、この日、韓国オンラインメディアのイーデイリーが「呉昇桓が今月の初め、極秘裏に大阪を訪問したこともある。極めて個人的な日程で、阪神入団の可能性をある程度は念頭においた行動だったかもしれない」と報じた。

 入団が決定すれば異国の地で暮らすことになる助っ人右腕にとって、大阪市内は最適な環境とも言える。同市生野区には日本では最大規模となる韓国食料品マーケット「生野コリアタウン」が存在し東西600メートルにおよび130以上もの店舗が並ぶ。

 その一角を占める通称「御幸通り」には韓国食料品だけでなく、韓国料理をはじめとする飲食店、民族衣装店などもあり、街中にハングルがあふれている。ストッパーという激務を任される以上、母国・韓国を彷彿(ほうふつ)させる空間は、韓国で5度の最多セーブ、歴代最多の277セーブを挙げたスター選手の心を癒やしてくれるに違いない。

 また、御幸通りから程近い鶴橋駅周辺に居を構えれば、阪神なんば線での球場入りも可能だ。鶴橋―甲子園間は快速急行に乗れば約30分で結ばれており、虎党と呉昇桓が車内でばったり遭遇…なんてこともあるかもしれない。

 阪神サイドは当然、専属通訳を雇う準備も進めている。早ければ今月中にも誕生する阪神の呉昇桓。快適な暮らしを提供するべく、サポート態勢を充実させていく。

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