マー君 満票ベストナインで8冠!MVPならイチ、上原に並び最多

[ 2013年11月22日 05:30 ]

台湾から帰国した田中

 セ、パ両リーグは21日、今季のベストナインを発表した。パでは24勝0敗1セーブの楽天・田中将大投手(25)が満票で2年ぶり2度目の受賞。田中はこの日、台湾から帰国した。60本塁打を放ち、49年ぶりにシーズン最多本塁打記録を塗り替えたヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)はセの外野手部門トップで2年連続の受賞。新人王は25日、MVPは26日のプロ野球コンベンションで発表される。

【ベストナイン】

 羽田空港に居合わせた100人近いファンから「お帰りなさい」の声が飛んだ。それでも、田中は報道陣には一切表情を変えることもなくバスに乗り込み、チームメートらと都内へ向かった。

 ベストナインは2年ぶりの受賞。「とても光栄。シーズンを通じてプレーできる環境を整えてくれたチームメート、スタッフには感謝の気持ちでいっぱいです。また、いつも温かい声援を送ってくれたファンの皆さまに受賞の報告ができ、とてもうれしく思います」とのコメントを発表した。

 レギュラーシーズンで24勝0敗1セーブ。チームを創設9年目で初のリーグ優勝に導いた。同賞を初受賞した11年はチームは5位。今年は優勝争い、そして無敗継続という重圧をはねのけて勝ち獲った。他を寄せ付けない満票の228票。満票での選出は03年の城島健司、井口資仁(ダイエー)以来10年ぶり。パ・リーグの投手では58年の稲尾和久(西鉄)、89年の阿波野秀幸(近鉄)に続く3人目の快挙だ。

 史上初の開幕から無敗での最多勝に加え、沢村賞、バッテリー賞など、今オフに獲得したシーズン全体を対象としたタイトルは8個目。26日のコンベンションで発表されるMVPの受賞も有力視されており、9冠なら95年のイチロー(当時オリックス)、99年の上原浩治(当時巨人)に並ぶ最多となる。

 今オフにポスティング・システム(入札制度)を利用してメジャー挑戦する可能性が高いが、現在は同制度が失効中。22日にも立花陽三球団社長(42)と会談するとみられるが、正式なメジャー移籍には、新制度成立が不可欠だ。「今は何も言えません」と田中。13年をタイトルラッシュで締めくくる右腕は、今後も話題の中心にいる。

 ▽ベストナイン選出方法 プロ野球担当を通算5年以上経験した記者らによる記名投票で決まる。締め切りは日本シリーズ開幕前まで。今年の有効得票数はセが266、パが228。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2013年11月22日のニュース